2016年10月1日土曜日

『清浄道論』第2巻(日本語訳)  遂にでる

清浄道論 第二巻 ~正田大観 翻訳集 ブッダの福音

 Kindle版

正田 大観 (翻訳)Evolving (2016/10/1) ¥1000円





内容紹介

南アジア諸国に伝わる上座部仏教の最大の綱要書、『清浄道論』(ブッダゴーサ著)初の現代語訳版。

目次
第八章 〔他の〕随念たる〔心を定める〕行為の拠点についての釈示
 1 死についての気づき(27)
(一)殺戮者の現起〔の観点〕からの死の随念
(二)得達の衰滅〔の観点〕からの死の随念
(三)〔他者を自己と〕対照する〔観点〕からの死の随念
(四)〔他者と自己の〕身体の多くが共通なる〔観点〕からの死の随念
(五)力衰えた寿命〔の観点〕からの死の随念
(六)〔生命の〕無相なる〔観点〕からの死の随念
(七)〔生命に〕時間の限界ある〔観点〕からの死の随念
(八)〔生命の〕瞬間にして微小なる〔観点〕からの死の随念
 2 身体の在り方についての気づき(28)
(一)七種の収取に巧みな智
(二)十種の意を為すことに巧みな智
(三)三十二の部位についての詳細の言説
(四)〔瞑想の境地に〕専注して止まる〔心の統一〕の生起
 3 呼吸についての気づき(29)
(一・二・三・四)十六の事態のうち第一の四なるもの
(五・六・七・八)十六の事態のうち第二の四なるもの
(九・十・十一・十二)十六の事態のうち第三の四なるもの
(十三・十四・十五・十六)十六の事態のうち第四の四なるもの
 4 寂止の随念(30)
第九章 梵住についての釈示
 1 慈愛の修行(31)
 2 慈悲の修行(32)
 3 歓喜の修行(33)
 4 放捨の修行(34)
 5 〔四つの梵住についての〕雑駁なる言説
第十章 形態なきものについての釈示
 1 虚空無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(35)
 2 識知無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(36)
 3 無所有なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(37)
 4 表象あるにもあらず表象なきにもあらざる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(38)
 5 〔四つの形態なきものについての〕雑駁なる言説
第十一章 〔心の〕統一についての釈示
 1 食についての嫌悪の表象の修行(39)
 2 〔地水火風の〕四つの界域の〔差異の〕定置の修行(40)
ヴィスッディ・マッガ(第二部)
第十二章 〔種々なる〕神通の種類についての釈示
 1 〔種々なる〕神通の種類
(一)確立の神通
(二)変異〔の神通〕
(三)意によって作られる神通
第十三章 神知についての釈示
 2 天耳の界域の知恵
 3 〔他者の〕心を探知する知恵
 4 過去における居住(過去世)の随念の知恵
 5 有情たちの死滅と再生の知恵
 6 五つの神知についての雑駁なる言説
 付録
訳者紹介

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