2017年5月28日日曜日

深層学習による自然言語処理



深層学習による自然言語処理


坪井祐太/海野裕也/鈴木 潤・著

http://www.kspub.co.jp/book/detail/1529243.html
 
シリーズ: 機械学習プロフェッショナルシリーズ

2017年5月13日土曜日

みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子訊く 村上春樹語る―

みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子訊く 村上春樹語る―

川上未映子/著、村上春樹/著
1,620円(税込)
少し気にいった箇所
p.209から
『文章を書くことで、自分を知るということ』
で、

「村上:・・・小説的にわかっているけれど、意味的には説明できないところってありますよね。でも書き手としては、その部分を小説的にしっかり書き切らなくちゃいけない。この文章はあっていいのか、ないほうがいいのか、ここまで書いて、この先は書かないほうがいい、とか、そいいう見切りをつけなくちゃいけないわけです。そいういくつかの決断をすること自体が、自分をしることになるー
(p.212)
川上:小説を読み直してみて、これは自分のああいう部分がでてきたんだな、とか、これを書いたのはこういう理由だったんだな、とか、自分のしらない自分を解析するような、そういう答え合わせ的なものではなくて・・・。
村上:ではなくて。
川上:何をどこまで書くかといった具体的な作業の中にあらわれる。
(p.213)
川上:その作業の中から自分というものが見えてくる。作業を繰り返し、向き合っているときの感覚を得ることが、自分が自分にじかに触れるということなんですね?
村上:そういうことです。何もかも忘れて神経を文章に集中していると、厚い雲間から太陽の光がこぼれるみたいな感じで、自分の意識の情景がさっと俯瞰できる瞬間があるんです。ほんの一瞬のことだし、そこにある何かを記憶するということもできないないんだけど。でもその俯瞰の感覚は残ります。
(p.215)
川上:自分のことを知るために書くというと、どうしても「自分自身を知る」っていう、使い古された「自分探しの旅」みたいなことにあてはめてしまうことが多いと思うんですが、そうじゃない。文章を磨き上げるというその行為の中にある一瞬、その体験こそが、小説家にとっての自分自身なのだと。小説家が自分自身をしるということは、自分について書くことでもなんでもなくて、文章を研ぎ澄ます、その行為そのものなのだと。(p.216)


川上:じゃあ、「村上春樹インダストリーズ」の生産担当のものすごいガチョウとしては、前回よりちょっと発行部数が落ちたとすると「ガア!?」みたいに思うことってあります?
(p.308)」(w

2017年5月6日土曜日

ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム

ベストセラーコード

「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム
価格2,160円(税込)
ISBN978-4-8222-5184-0
発行日2017年3月28日
著者名ジョディ・アーチャー&マシュー・ジョッカーズ(著),川添節子(訳),西内啓 解説
発行元日経BP社
ページ数344ページ
判型4-6

計量文献学的なアプローチによるベストセラーの解析らしい。



石田吉貞『隠者の文学』講談社学術文庫

 FIRE系の動画や書籍を読んでいる。また、年齢を上になるにつれ、自分と社会の距離感なども気になる。本書は、以前から読んで気にいったいた中野孝二『清貧の思想』と同様の思想の書籍である。 石田吉貞『隠者の文学』講談社学術文庫 隠者の文学―苦悶する美 (講談社学術文庫) 隠者と隠者...