2017年6月28日水曜日

千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために』

千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために』

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163905365

・一番ひかれたのは、教師の役割は、情報の有限化という点。数学的にはコンパクト化を連想した。無限のものを有限化するという点。逆に有限のものを無限化することは完備化か。
・自分の環境からの自由ということがいわれているが、環境から自由になったステージが豊なものであればいいのだが、元の環境のステージの方が豊かな場合もあるので、注意かな。

勉強の哲学 来たるべきバカのために

東浩紀『弱いつながり』

東浩紀『弱いつながり 検索ワードを探す旅
読了。
・強いつながりは計画性の世界、弱いつながりは偶然性の世界。スケールフリーネットワークなどを連想させる。
・ルソーを高評価。同時平行で国分功一郎の『暇と退屈の倫理学』を読んでいるが、こちらもルソーを高評価。『一般意志2.0』ではルソーについてもっと詳しくのべているらしい。

2017年6月17日土曜日

人狼知能で学ぶAIプログラミング 欺瞞・推理・会話で不完全情報ゲームを戦う人工知能の作り方

人狼知能で学ぶAIプログラミング 欺瞞・推理・会話で不完全情報ゲームを戦う人工知能の作り方

石田吉貞『隠者の文学』講談社学術文庫

 FIRE系の動画や書籍を読んでいる。また、年齢を上になるにつれ、自分と社会の距離感なども気になる。本書は、以前から読んで気にいったいた中野孝二『清貧の思想』と同様の思想の書籍である。 石田吉貞『隠者の文学』講談社学術文庫 隠者の文学―苦悶する美 (講談社学術文庫) 隠者と隠者...