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伊藤邦武『世界哲学史3』ちくま新書で、中世の西洋におけるアリストテレスの再発見の項が面白く、さらに紹介されている。『中世の覚醒』を読んでいる。イスラムの記述が多く
ふと井筒俊彦『イスラム思想史』を思い出す。以前に購入したが、積読していたもの。『普遍論争』は以前から意識していいたもの。最後にハイデッガーの『形而上学入門』を読書予定。
〇『中世の覚醒』と『イスラム思想史』の比較読書
主要なイスラム思想家を2つの書籍で通して比較して読むことも面白い。
アル・ガーザリー(1058-1111)
wikipediaより
長らく哲学者として誤解されてきたイスラム思想家。
『哲学者の意図』は、岩波から出ているが入手は難しいようだ。
『哲学者の自己矛盾 イスラムの自己批判』は東洋文庫から出ている。
『形而上学16問、自然学4問に分けられた哲学者の主張に対するガザ―リーの反駁形式となっています。
ガザーリーは本書を書く前に、「哲学者の意図」という本を用意しており、これは論理学、形而上学、自然学のセクションがあって、後二者が本書のために援用されています。「意図」はガザ―リー著となってますが、実際はイブン・シーナーのペルシャ語本のアラビア語化であって、内容はイブン・シーナーものであるので、「自己矛盾」で主張されている哲学者の論はイブン・シーナーの説によったものでしょう。』
とあり、形而上学の項で興味深い。
『中庸の神学』も東洋文庫化から出ている。
中庸の神学: 中世イスラームの神学・哲学・神秘主義 (東洋文庫) 新品価格 |
自伝『誤りから救うもの』は筑摩書房からでている。
誤りから救うもの?中世イスラム知識人の自伝 (ちくま学芸文庫) 中古価格 |
アリストテレス関連で調べていると面白い書籍が出てきた。
『アリストテレス 生物学の創造』上、下
出版社HP
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