2016年9月4日日曜日

さすらう者たち ー イーユン・リー

もう1冊新宿の本屋で気になった本。

『さすらう者たち』
イーユン・リー 著 篠森ゆりこ訳
河出書房
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464329/
本をパラっと見た時の字面が良かった。


これは
村上柴田翻訳堂シリーズ
『チャイナ・メン』
マキシーン・ホン・キングストン/著、藤本和子/訳
新潮文庫
の影響。907円。
巻末の村上春樹と柴田元幸の対話の中。
柴田「自分の父親を中心として家族の物語を描いていて、ある程度は事実に基づいているんですが、事実を書いているだけではこんな魅力的な本にはならないんと思うんですね。事実から幻想の方、神話の方へと地続きで流れていく感じが、僕はすごく好きなんです。」
という説明で購入した。
http://www.shinchosha.co.jp/book/220056/






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