お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 単行本 – 2017/11/30
佐藤 航陽 (著) 幻冬舎 (2017/11/30) 1620円
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
電車の広告を見て購入。
第1章お金の正体
3つのベクトル(お金、感情、テクノロジー)が将来を決定する、ということから始まる。影響力の強さは、お金>感情>テクノロジー
Fintech1.0は既存の金融基盤に対してIT技術をフル活用。Fintech2.0は既存の金融基盤とが別に0ベースで再構築すること。例)ビットコイン
中央銀行が成立したのは100年ぐらい。
経済とは欲望のネットワーク。現代社会の欲望は1.本能的欲求。2.金銭的欲求。3.承認欲求。
動的ネットワークの共通性1.極端な偏り。2、不確実性と不安定性。
持続的かつ継続性のある経済システム。1.報酬が明確(インセンティブ)。2.リアルタイム。3.秩序の可視化。
4.コミュニケーション 5.運と実力の両立
経済に持続性をもたらす要素1.寿命の考慮。2.共同幻想
ビットコインは報酬設計が秀逸
経済と脳の関係 「報酬系」
経済と自然の根底にある同一システム 1.自発的な秩序形成。2.エネルギーの循環構造。3.情報による秩序の強化。
第2章テクノロジーが変えるお金のカタチ
テクノロジーの変化は点ではなく線で捉える
今起きているのはあらゆる仕組みの「分散化」
シュアリングエコノミー。トークンエコノミー。
トークンエコノミーと既存のビジネスモデルの違いは、トークンエコノミーは経済圏がネットワークで完結していること。
「自律分散」が次世代のモデル
AIとブロックチェーによる無人ヘッジファンドNumerai
第3章価値主義
消費経済と資産経済 金余り
お金になりにくい「価値」の存在
価値を最大化しておけばいろいろな方法ですきなタイミングで他の価値と交換できる
資産としてあh認識されない「データ」の価値
価値の3分類 1.有用性としての価値。2.内面的な価値。3.社会的な価値
評価や信用が、関心や注目とすりかわっている
複数の経済の共存
時間経済の実験
トークンネイティブ ビットコインやブロックチェーンが当たり前
価値主義のまとめ 1.お金の民主化。2.お金にならない資本で回る経済の実現。
第4章お金から解放される生き方
マーク・ザッカーバーグの言葉「自分の人生の目標を見つける」だけでは不十分。「だれもが人生のなかで目的(意義)を持てる世界をつくること」が重要。
第5章加速化する人類の進化
電子国家の誕生 エストニア
国家は3つの方向性 1.エストニアのような先進的な国家が既存の国家とは別のグローバルスタンダードをつくる。2.グローバル大企業が国家の代替をする。3.まったく無名の共同体がバーチャル国家として名乗りをあげ、新しいモデルを作る時代。
宗教と価値主義
AIを神とする Way of the future
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