2016年5月26日木曜日

ミシェル・ウエルベック 『プラットフォーム』

ミシェル・ウエルベック 『プラットフォーム』を読む。

プラットフォーム (河出文庫) 文庫 – 2015/10/6

ミシェル ウエルベック (著), Michel Houellebecq (原著), 中村 佳子 (翻訳)

あとがきに浅田彰の紹介文の紹介があったのでメモ。
http://realkyoto.jp/review/soumission_michel-houellebecq/




メモ
・仏教について
「夕日が、視界の中程に見える仏塔の金色の屋根に反射している。のどかな雰囲気のなか、鐘が数回鳴った。善い行い、徳のある行いを完遂したとき、記念として寺の鐘を鳴らすのは、仏教の習慣だ。善い行いをした人への敬意のしるしに鐘の音を鳴らせるなんて、愉しい宗教だ」
・主人公の読んでいる本
オーギュスト・コント 『実証主義哲学』
第50講「社会静学における予備的考察。あるいは人間社会の自発的自然秩序の一般理論」
・ショーペンハウアー
「人が自分の人生で憶えていることは、過去に読んだ小説よりほんの少し多い」

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