筑摩書房からの世界哲学史シリーズ
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いままで横目に見ていたのだが、3巻目は個人的に興味が出てきたのと、
伊藤邦武編集(『プラグマティズム入門』がよかったので)というので
興味が湧いた。
ぱらっと見ると、「空海」の文字が目を魅いた。密教の思想や文鏡秘府論などが解説差照れている。そのほかにインドの形而上学が個人的に興味がある。
岩田『西洋思想入門』では、ギリシア哲学の個人を超えた普遍性と、個人を中心に据えた
ヘレニズム思想が対比され、その対比の歴史的な変遷を西洋哲学とした見方が想起される。そのほか、永嶋哲也の『言語と存在』にも興味がある。
第3巻の内容は、
3巻(中世Ⅰ)
超越と普遍に向けて
1
超越と普遍への知
山内志朗
2
東方神学の系譜
袴田 玲
3
教父哲学と修道院
山崎裕子
4
言語と存在
永嶋哲也
5
自由学芸と文法学
関沢和泉
6
イスラームにおける正統と異端
菊地達也
7
ギリシア哲学の伝統と継承
周藤多紀
8
仏教・道教・儒教
志野好伸
9
インドの形而上学
片岡 啓
10
日本密教の世界観
阿部龍一
2020年3月9日月曜日
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