2019年8月20日火曜日

研究

大学院時代(博士)にバイオデータのついて統計的学習理論の枠組みで特徴エンジニアリングや今でいう表現学習について考えていました。当時2008年深層学習もなくあまり相手にされていませんでした。D論の審査でも、特徴選択は機械学習のコミュニティでは遺伝的アルゴリズムを使うとコメントされました。現在2019年、深層学習のブームが興り、またkaggleなどでは、勾配ブースティングや特徴エンジ二アリングが話題になっています。石川県能美市の山奥で1人で考えていた研究の論文は、2008年に発表しましたが、10年ほどあまり反応もなかったのですが、時は過ぎ過ぎ昨年2018年に2件引用されました。IEEE系で中国の研究者から引用されたのが1件、もう1件はオランダの研究者にICLR2018で引用されました。関連研究で触れるという程度ではなく、計算機実験の比較対象として彼らの遺伝子配列の特徴表現とCNNの提案手法を、こちらの10年前の実験結果にぶつけてきました。今の仕事は研究とはかなり離れていますが、この件に静かに感動しました。

石田吉貞『隠者の文学』講談社学術文庫

 FIRE系の動画や書籍を読んでいる。また、年齢を上になるにつれ、自分と社会の距離感なども気になる。本書は、以前から読んで気にいったいた中野孝二『清貧の思想』と同様の思想の書籍である。 石田吉貞『隠者の文学』講談社学術文庫 隠者の文学―苦悶する美 (講談社学術文庫) 隠者と隠者...